1948-06-24 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第26号
現下の經済事情におきましては、國庫財政も亦相当窮屈な状態にあるのでありますが、警察、消防、教育等各方面におきまして相当大幅な事務が國から地方に委讓になりました現状におきましては、税源も又これに対應して地方に委讓することが適当であると考えるのであります。かくて今回の改正におきまして國税入場税と狩猟免許税の地方委讓をうけることにいたしました。
現下の經済事情におきましては、國庫財政も亦相当窮屈な状態にあるのでありますが、警察、消防、教育等各方面におきまして相当大幅な事務が國から地方に委讓になりました現状におきましては、税源も又これに対應して地方に委讓することが適当であると考えるのであります。かくて今回の改正におきまして國税入場税と狩猟免許税の地方委讓をうけることにいたしました。
併しながら現今の窮迫した國及び地方の經済事情をお考え頂きまして、御了解を願いたいものと存じております。 税制改正による増収の主なものを申上げますと、國税入場税を八月から委譲を受けますので、その收入が六十四億圓、新たに原始産業及び自由業に對し事業税を創設しますので、その收入が五十億圓、その他新らしく税目を起しまして、電氣、ガス税十七億圓、木材引取税九億圓、鑛産税六億圓の收入を得る見込であります。
更に經済事情が變化して行くならば、私の考えでは昨年の夏と現在とでは非常な變化があると思うのですが、その當時適當と思われたものが現在尚適當であると考えて提案されたように思うのですが、逆に言うと現在適當であるならば、その當時餘り高きに過ぎるというお考えをお持ちになつて立案されたのか、その點、私には實ははつきりしないのです。
○堀越儀郎君 只今承わりました説明によりますと、主として差出人或いは受取人の危險を防ぐためというお考えのように承わりましたが、現在の經済事情から考えて、五千圓或いは小爲替の千圓ということでは低いのではないか。
現在の經済事情におきまして、これらの制限がそれでも尚少いじやないかという問題が一應出ますが、實は率直に申しますと、この立案は昨年の夏からいたしておりまして、その當時はこういう額で決めて參つております。その後だんだんインフレの昂進と共に經済事情が變つて參りましたが、併し現在のところではまだこの程度で差支えないのではないか。
それへ對しまして、私の方でも、本豫算の方におきましては、限度は經済事情の關係で引上げんければならんのじやないかということで、いろいろ大臣からお話になりましたような限度で、一應の枠を拵えまして、そうして、その中のこれだけということで、只今要求いたしておるわけであります。
これの復舊に對しましては、町村の今日の經済事情では、これの復舊ができません。やはり何とかして巨額の國庫補助を願いたい。殊に山田線の沿線盛岡から宮古に行く線のごときは、ほとんどこの調子でいくならば、いつになつたら馬車が通ることやら、とうていこれは政府の援助なくしてはやつていけません。